スジ舟券理論:1コース・2コース

1コース、2コースのスジ舟券理論とは
1コース、2コースが軸になるレースではインコースの活躍が目立ちます。
競艇はインコースが有利な競技であるため、1コース、2コースが軸となるケースも非常に多いためこの2艇を軸としたスジ舟券理論を理解するのは非常に重要です。

1コースが1着の場合

スタートが綺麗に揃った場合は、

  • 「1-23-23456」

の出現率が高くなります。
スタートが揃えば基本的にはインコースが有利となり、ダッシュ勢の進行も2コース、3コースがブロックするためです。
3コースは外を回ることが多く、2着に来やすいのは3コースよりも2コースになります。
スタートで2コースが凹んだ場合は、

  • 「1-34-23456」

の出現率が高くなります。
2コースが凹んだ分3コースがインコースに進行し、それについていく形で4コースの活躍も目立ちます。
反対に、スタートで3コースが凹んだ場合は、

  • 「1-245-23456」

の出現率が高くなります。
3コースのブロックがなくなるため、必然的にアウトコースの活躍が見られるようになります。
4コースがまくりを狙った場合はその外の5コースにもチャンスが現れます。

2コースが1着の場合

決まり手が「差し」の場合は、

  • 「2-13-13456」

の出現率が高くなります。
2コースが差しに構えた分アウトコースの艇は差しの選択肢を取ることができず、そのままインコース3艇で決まることが多くなるのです。
決まり手が「まくり」の場合は、

  • 「2-34-3456」

の出現率が高くなります。
1コースが2コースにまくられると、第1ターンマークの進入角度や引き波の影響で舟券内に残ることが難しくなります。
3コース、4コースは2コースと同じ進路を取るか、1コースが2コースをブロックしようとして空いた内を差すかなど様々な作戦が狙えるため舟券に絡んで来やすくなります。